NOx-PM法について

「平成14年10月1日から、あなたの車は車検が通りません。」
国から、そんな一言を言われて、困っている人が特にディーゼル車所有者で急増しています。
NOx-PM法というのは、地球の大気汚染を食い止めるための施策ですが、たしかに環境の為、地球の為、未来の子供たちの為と言われればなかなか反論しにくいものです。
確かに、NOx(窒素酸化物)やspm(浮遊粒子状物質)の除去は地球の未来のために、取り組まなければならないことだと思います。しかし、車検証の記号を見て、その車を全て【ダメな車】と決めつけるのはどうでしょう?
実際は、記号がクリアしていてもガスの汚い車もありますし、型式が古くても整備が行き届き、排ガスの綺麗な車もあります。
国は、その個々の排気ガスを測ることを「人件費がかかるから・時間がかかるから」と面倒なことを避けるように拒否し、簡単に決めてしまったのです。これでは、大気汚染の根本的な対策にはならないのではないでしょうか?
下の背景については、環境省のカタログから抜粋したものですが、確かに目的は間違っていないと思います。
しかし、その方法は強引で権力を振り回すようなやり方ではないでしょうか。

NOx-PM法制定の背景(環境省のHPより抜粋)

大都市地域における窒素酸化物(NOx)や浮遊粒子状物質(SPM)による大気汚染は依然として厳しい状況が続いています。これらの物質については、発がん性の恐れを含む国民の健康への悪影響が懸念されていることから、自動車NOx-PM法(平成13年6月改正)による規制を行っています。
この法律には、一定の自動車に関して、より窒素酸化物や粒子状物質の排出の少ない車を使って頂くよう、「車種規制」という規制が盛り込まれています。この規制によって、大都市地域で所有し、使用できる車が制限されています。
車種規制の実施には、皆様のご協力が必要です。大都市の大気汚染の改善のため、よろしくご協力をお願いします。
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二酸化窒素(NO2)
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高濃度で呼吸器に悪い影響を与えるほか、酸性雨や光化学オキシダントの原因物質になると言われています。
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浮遊粒子状物質(SPM)
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大気中に長時間留まり、高濃度で肺や気管などに沈着して呼吸器に悪い影響を与えるほか、発がん性のおそれが指摘されています。
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以前に、オークションに出品されたコースター(マイクロバス)に『国が認めたエコバル施工車!』と記載されたものが出品されました。
そのコースターは実際にエコバルを施工して、国の定める排ガス基準値をクリアし、たまたま検問のようなところで、抜き打ちの職員による排ガスチェックを受け、『これが継続したらすごいな』とコメントされ、その場はOKだった。ということから出品者の方がそのように表記したものです。
実際は、国の定める機関に検査に持ち込み、かなりシビアな検査で基準値をクリアすると認められるというもので、その検査費用はなんと100万円!しかも一発試験で、万が一その検査時に少しでも数値が上回ればアウトという厳しいものです。この試験については、新車でも通るのか疑問が残ります。
エコバル施工の車が、排ガスの数値が基準値をクリアすることがもっとデータとして集まれば(おそらく何万台)国も動いてはくれるのでしょうが、現状では試験官からの評価は非常に高いのですが、『国が決めたことだから、、、』と装置(DPF等) が付いていなければ、それだけでアウトというのが現状です。
装置(DPF等)をつけるということは、経済的負担ももちろんありますが、その他にもパワーダウンが著しく、坂道などの走行が困難だと言います。さらには、適応する装置が無いという車まであるのですから、つまりは買い替えしか手段が無いというわけです。
現在、東京都などにある企業は車検時に新車に買い替えるというのが、苦渋の決断のようです。
地方に営業所がある企業などは、都心に近い営業マンは新車に乗り、地方ではお下がりの古い車に乗っているということになります。現在の地域は大都市など限られた範囲ですが、これが大気汚染の数値を改善させるというデータになれば、地域拡大なんてことも起きる可能性は大いにあります。これだけの経済的負担を個人や企業に掛ければ、当然大気汚染の数値はどんどん下がっては来るでしょう。しかし、今はただでさえ経済的に厳しい時代です。大気汚染が改善されれば、人間の生活は崩壊してもよい。という内容の施策です。
国の行っている施策は「金持ちは新車を買え。貧乏人は車に乗るな」というように聞こえます。
新車を買えない人は、お尻に装置を付けて走り、車にかかる負担を増やし、寿命を削られているわけです。
人間に例えるならば、おならを出ないようにお尻に栓をして、おならの原因は見て無ぬふりをするということです。
私どもエコバルグループでは、このデータを集め、国に声として上げ、最終的には排ガスの数値が基準値をクリアしていればOKと言わせることを目標としています。
皆さんも、このNOx-PM法について疑問に思うことや、ご意見等御座いましたら、私どもと一緒に改善していきませんか?
なにか、情報や質問、ご意見等御座いましたら、お気軽にご連絡下さい。私どもがどのように訴えていくかが、自動車に関わる全ての方の未来を変えると考えています。
より、たくさんの方のご意見をお待ちしております。
ご意見、ご質問はこちらからお願いします。


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